同人誌の原稿が終わらない! ちゃんと夏コミに持っていけるのだろうか? 考えると冷や汗が噴き出してくる。新刊がないと、わざわざスペースまで足を運んでくれる人に申し訳がない……。それ以上に自分に失望したくない。絵の人と違ってコピー誌を持っていくなんてできないしなあ。しかし、終わらないのも事実で、あと一週間を切ったのにまだ見通しがたたない。プロローグが一番退屈なので、そこが終われば話は進むだろうと思っていたのだが、百八十枚ほど書いても終わらない。今日は、ほとんど寝ていないおかげで腹の具合が良くない。前の発刊物を読み返して、拙さと進歩のなさにがっくりした。意図しているものを意図したとおりに読み手に読んでもらえる作品にするにはどうしたらよいのだろう。一番はまず平易な作品にすることだろうが、構造に凝りたいという欲もある。