執筆の際に心がけること
小説を書くとき、私がこころがけていることがあります。
- テーマに沿った、独自性のあるタイトルをつける。
- 原作を知らなくても最後まで読めるものにする。
- 意味のない空白(一行空け)をやたらめったら使わない。
白日回転迷路はそのまま、狂ったメリーゴーラウンドのただ中を、狂熱のアデュナタは二人を焼きつくす煉獄の炎を、クランの猛犬はそのままですね、クー・フーリンの異名を表現しています。
原作を知らなくても最後まで読めるものにするのは、ゲームの時間軸通り事細かに書いていけば、あるいは可能なのかもしれないけれど、それをやってはお話にならないし、私が書きたいものは恋愛にすぎないので、二人が結ばれるまでの心情変化以外は伏線でもなければ、単に無駄なのではないかと思う。ある程度長い文を書くようになってくると、書き足すことより削る作業の方がずっと難しく、そして大切だなと実感します。
一行空けは……時間経過のたびに使うのはいかにもシロウトっぽいというか、恐らくそこを一行空けずに文章で表現しなければいけないのだろう。