浜村 弘一『浜村通信 ゲーム業界を読み解く』

浜村通信 ゲーム業界を読み解く

ゲーム版「小説の解剖学」。ハード・ソフト面ともにゲームの流れがわかります。ゲーム通の目からどんなゲームが斬新で、どんなゲームが秀逸で、どんなゲームがどんな流れで売れるか書いてあるのはなんとも便利。が! コラムは全て2001年の記事です。おお〜いとか言っちゃうよ。だって現時点で来年春にPS3の発売が決定されてるのにこの本のなかでだけPS2とかゲームキューブの技術がめっちゃ新しいんだもん(笑)でも、流れだけ読んでおく分には問題ないか。なぜこれが2005年の9月になって発売されたのか、むしろそっちの経緯が気になる一冊ではある。

真・IIIのポリゴンについても少々記事が割かれていますが、リアルに作る方がむしろ簡単とのこと。なるほどな〜、確かにメガテンのグラフィックはアニメのように味があって、美しい。