赤いパッケージからどろどろにチョコレートが溶けて流れていく夢をみた。

月経痛で何度も目が覚めた。夢を見た。久しぶりに色があまりない夢だった。すぐ下の妹が写真集をつくると言って、図書館で青空の写真集を借りてきた。雲が浮かんだその美しい写真集だけが青く、他は妹もその下の妹もセピア色をしており、家は診療所の頃の木…

また寝起きが悪くなってきた。というより、三、四時間しか眠れなくなるわけですが、困ったな。小説を書くときは私は身をすり減らしてるよ〜ん。ってことになってしまう。ま、いいけど。こないだは沸騰しているお湯、本当に熱いのかとふと思って手で計ってみ…

バカ食いして寝た。朝になってその手があったか、うう、という。アトピーがぁ！ かきむしりすぎて肉がそげてるんですが。これ私の手でやったんでしょうか神様。吐き気。倦怠感。昨日会った先輩が夏よりやつれてて痩せました？ とか言ってると、どうも痩せた…

薬が足りなくなった。なぜだ。眠れないので別の薬を大量に飲んだけど、でもやっぱり眠れない。疲労だけがくっきり目の下にたまっていく感触。薬を飲まないと、深く眠れないので夢を見やすい。神社。でもいつも出てくる神社とは違う。コミケどうしようとか考…

Ｄがダンテみたいな赤い服着て、怒ってた。本当に奴隷になるなら眼をあわせるのさえできないはずだとか言って。すごいご主人様してた気がする。私は四本足の獣みたいに床に跪いてた。他の人たちはみな立っていて、私だけが床にひざをついていた。まわりに人…

底を上にしたような円錐形の乗り物に乗って、ついたところは野深き里だった。髪の毛を揺った男女がいっぱいいて奈良時代とかそんな感じの。で、落ちてきた私たちを恐れ多く思っちゃうという話。でも空には飛行機のようなものが飛んでいたりして、なんだった…

丸いものに乗って空を飛ぶ夢を見た。灰色の巨大なボール状の……表面を金属で覆われた……UFO？ なかはよくわからん機械でいっぱいだけど、実際に動かす必要があるのは左のボタンと右側のレバーだけで、動かすだけならレバーだけで事足りる……というお気軽なUFO。…

いくつか夢を見たのだが、なかでも印象深かったもの。温泉街のようなところに来ている。観光地。商店街のような長い道と、両端に店がある。無人。この光景は似たような形で何度か見ているように思う。赤い提灯がかかっていて、どこか宗教めいた香りがする商…

夏。制服で、半袖を着ている。高校の三年生の教室に私は教室にいる。いつもの席だ。他のクラスメイトも皆座っている。不意に建物が揺れた。巨大な何かが建物にぶつかっているのだ。ぐわんぐわんと左右の揺れがひどくなって、ぼきんと建物が折れた。衝撃はほ…

少し前にこんな夢を見たように思う。少し前に、というか、何度か見たように思う。一帯に煙突のような塔が何本もたっている。私は（正確には私ではなく、私の視点を持つ私ではない誰か） その塔の外側に取り付けられたハシゴを登って、最上階の部屋にあがる。…

遺跡を発掘している集団のひとりだった。いつもは少し高い場所で生活していて、発掘の時だけ白い滑り台で遺跡まで下りて、シャベルで泥を掘っている。地下は荘厳な神殿のようになっているが、まずは地面の表面を削っているのだ。あるとき、男の子と女の子が…

小さな段ボールが家のなかにあって、そのなかに卵がいくつか入っていた。ためしにさわってみると、どくどくと心臓が脈打つような鼓動が指に伝わってくる。もうすぐ生まれるのかと思った。次にそこを通りかかって、段ボールをのぞくと、ヒヨコが生まれていた…

精神疾患をなおすために毎日物理の法則を勉強させられる夢を見た。細かいストーリーは覚えていない。何度もいやだといって泣きながら目を覚ました。物理法則が世界を説明できるのか？ わからない。リンゴが地に落ちるのが神の見えざる手によってではないとど…

妹と東京に行くことになった。東京のうららかな春の日差しのなか、彼女と二人乗りの自転車で川沿いを走っていた。土手より少し低い位置に建っていた平屋からひっつめ髪の若い女性が出てきて、どこから来たのかといったことを言ったように思う。福岡だという…

ふたつめの夢。夜明けか。猫が群れていると思ったら、ゴミ捨て場にゴミ袋に混じって、頭と腕と足がない女の屍体が転がっていた。近所のばあさんのしわざなのだけれど、皆それを知っていて、自分に厄が訪れるのを恐れて黙っている、という筋書きだった。屍体…

崖から川に飛び込んだら、きれいなプールだった。沈んでいると、目の前を骸骨が走って逃げていった。

先日、死んだばかりの祖母の弟の死因が実は自殺だったという夢を見た。事実はそんなものではなく、蜘蛛膜下出血で倒れて、意識障害を起こした。52日、大学病院で植物状態のまま生き続け、53日後、亡くなった。夢で祖母から弟からの手紙だと言われて、封筒を…

黒い波が目の前を静かに広がっている。透明な水晶でできている、黒く高い壁がまわりに張り巡らされていた。仰向けになっていると、キャラメルポップコーンが落ちてきた。噛むと、ざりっと砂を口に含んだようないやな感触がして、見下ろすと、無数の蜂の死骸…

ヒヨコの夢を見た。以前の溝上さんに家に住んでいる。何羽かのニワトリの雛を育てている。そのなかになぜかウズラの雛が混じっていて、ヒヨコに比べると、異様な小ささだ。私の机の隙間にヒヨコが数羽入っていって、出てこない。思わず手を伸ばして雛を捕ま…

最近、カーレースの夢を見る。黒い、古い車に乗って何かに追われるように農道を出発する。下に湖がある橋のような坂があって、そこを運転して上がっていくと、頂点に差し掛かったあたりで、その先がないことに気づく。そのまま湖に落ちていく夢だ。